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「ポケットが虹でいっぱい」 限定版Blu-ray

「ポケットが虹でいっぱい」 限定版BD
である。まず印象に感じたのが、重い!縮尺版の絵コンテが封入されているので、持った時にズッシリとした感触がある。
「ポケ虹」BD特典 絵コンテ
これ。カットされた細かいシーンが分かるので、貴重だと思う。ちなみに、このページには軍学校で幼生ニルヴァーシュも訓練している様子や、幼生体がたくさん居る描写があります。

  「ポケ虹」限定版BDに関しての、個人的感想。
この記事を書いている時点でもう何度か視聴しているのだが、やはりスクリーンでの画質とは違い、細部まで画面をハッキリと確認出来るのは単純に感動した。
美術もキレイだし、キャラクターの表情もよく見える。そんな中、冒頭のシーンにおいて、外での色々な出来事をレントンが教えてくれる事を、エウレカがドミニク先生に話すシーンではレントンが恥ずかしげにしていたりとか、映像面で新たに色々な発見があった。
また、TV版の流用カットは、スクリーンよりも家庭でのモニターで見た方がよく分かると思う。これに関してはハッキリと分かり過ぎて、少々がっかりする人も居るかもしれない。
家庭内モニターでの画質で特に圧巻だったのは、新規作画の戦闘シーン。
これは凄い!!半端じゃなかった!
全編通して、凄いっす!ラストの戦闘シーンも、役者の演技との相乗効果で、凄まじい出来上がりだった!!
劇場で観ても酔いそうな位の迫力だったけど、細かい所までよく見えるし、コマ送り出来るしで、感嘆するしか無い。 また、マイナス面としては、やはりキャラクターの作画が、一部完成度が低いと感じた所であった。
(映像特典を見ると、またよく分かる。制作はスケジュールに追われていたのだろうと推察される。)
これは本当に残念であった・・・・

あと、これは管理人の好みの問題なのだが、アネモネは吉田健一さんの絵が好きだった。斎藤さんのシャープな印象の絵も悪くないのだが、アネモネに関しては吉田さんの作画が神がかっていた。
ただ、ラストシーンは力を入れたらしく、作画が素晴らしいです!
エウレカが可愛すぎます!

TV版のカットであるが、もう殆どコラージュに近いシーンもある。
これは大変だったと思う。絵コンテと本編を合わせて見ると、原画流用、画面から物を消したりと、あらゆる手法を使い作り上げているらしく、手間が掛かっているのは間違いない。確かにこれは、今迄無かったかもしれない。予算も削れるし、面倒かもしれないが、ただの流用をしていないのは確かであろう。
(いや、本当にお疲れ様です・・・・・・)


  特典の絵コンテに関して
この絵コンテは最初に出来上がったバージョンだそうで、映画本編とは内容が若干異なっている。各登場人物の立ち位置や気持ちの流れがよく分かる内容となっており、上映時間に合わせて細かくつまんだであろうシーンの数々から、相当苦悩したのではないかと思われる。
(完成形の絵コンテは、この後の物らしい。ブックレットでライターの藤津さんが解説をしている。)
また、要所での台詞も変更されており、説明的な台詞では無く、より人間らしい台詞を選択している辺りが京田監督らしいと感じた。そんな訳で、ラストシーンはフィルムの終わらせ方のほうが好きだった。絵コンテのほうは説明し過ぎだと思う。
ちなみに管理人は、この現実的な人間描写が大好きである。人同士が会話する中で選択する言葉を、この人はよく見てるなぁと感じるのだ。
藤津さんの解説や、このバージョンの絵コンテは、「ポケ虹」の理解を助ける大きな手助けとなるであろう。

レントンとエウレカが再会したシーンとか、軍学校の様子とか、反乱した後の細かい描写とか、映画の内容や物語の流れがよく分かる作りになっている。
フィルムに至るまでに台詞が細かい所で変化しており、「ねだるな~」とか、ラストシーンとか、フィルムとして完成していく過程で色々と練られているのだと感じた。

ブックレットには藤津亮太さんの解説があり、脚本の変遷から絵コンテへ至り、どのようにフィルムに仕上がっていったのかが説明されている。
管理人はこの着眼点が凄いと思った。買わないと読めないけど、ネット時代であるから(ネットの片隅だけど)ここで書く事が大事だし、これはとても素晴らしい仕事ぶりでしょう!と、言わせて貰う。
これは一読の価値アリです!!!
脚本の段階から紆余曲折しても、ここまで仕上げたスタッフの皆様や京田監督にはお疲れ様でした、としか言えない。そして、ありがとうと言いたい。
(新宿でのトークショーで「ありがとう」と言う藤原さんと京田監督に、「こちらこそ、ありがとう!」と返せば良かった。失敗した。)
色々な都合でカットされたシーンはあるだろうが、あのフィルムはあれで良いのだと、この絵コンテを読んで思いましたよ。また、ラストのエウレカの二マーとした笑顔は、絵コンテの絵が元と思われる。
(可愛いっす。)


  「ポケ虹」の音響とか、役者さんとかに関して
映画本編に関してであるが、物語構成は単純に作られている。登場人物の配置も簡潔だ。
それでもTV版を知っている人にとっては初見で混乱し、その後2度3度と見る程に理解が深まるという変わった映画であると思う。これは画面の中に細かく入っている情報が、何度か観ていく内に見えてくる事にも一因があるかもしれない。
う~ん、管理人も最初は凄く混乱したが、今はとても好きな作品となっている。
「ポケ虹」BD
BDの中身を広げた様子。はっきり言ってエウレカ好きなら限定版を買うべき。この絵コンテは読んでおくべき!!
音響も素晴らしい仕事をしていると思う。シーンによって強弱を付けたり、細かく作られているのが分かる。
管理人が強く印象に残ったのは、冒頭のマシンガンの暴力的な銃声音と、最重要機密回収の為にハッチから飛び出るニルヴァーシュに合わせた楽曲の強弱と、「皆殺しにしてやるっ!!」というシーンの一連の楽曲のレベル調整・・・・いや、凄い。
それに輪を掛けて印象的なのは佐藤直紀さんの楽曲であろう。
切ない物語展開に、非常に合致した楽曲を豊富に聴けます!!美しすぎるっ!!!

役者陣の演技も見物である。特にホランド、エウレカ、レントンの熱演には気圧される場面があった。いやぁ、演技ってすげぇ・・・・・・・
幼生の玉川さんは、なんていうか別物っていうか・・・・・あれは絵も含めて卑怯な気がする。「攻殻機動隊 SAC」のタチコマにも通ずるけど、存在するだけで強烈な印象を残す辺りは流石としか言えない。
(「攻殻機動隊 SAC」のアフレコ模様を特典映像で見た事があるけど、なんていうか職人芸という感じだった。)
語り部の赤司さんの落ち着いた演技も素晴らしいと思った。特にラストでの台詞にはシビレタ・・・・格好良過ぎるっ!!
この辺り、『CONTINUE Vol.46』の羽海野チカさんの言葉に共感・・・・

レントンとエウレカの描き方も好感が持てた。切ないシーンが満載だけど、希望を感じさせる描写は心がホッとする部分でもあった。
ホランドや月光号クルーの生き方は悲しくもあるのだが、希望に繋がるように描いており、切ない展開で物語が進む中で、あの終盤の持っていき方は絶妙だと感じた。


  総括とか。
BD-LIVEというモノに対応していて、BDプレーヤー(又はレコーダー)をネットに繋ぐと色々な映像が楽しめるようになっている。この時点では、初日の舞台挨拶等が見れる。今後も配信されるようなので、この辺りも楽しめるのがBDの良さという所であろう。
あ、初期設定では音声出力が5.1chになっているので、「聴こえねー台詞があるよっ!!」という人は、2chのサラウンドに設定すると違って聴こえると思います。


最後に・・・・・TV版の「エウレカセブン」が好きで劇場版は受けつけられなかった人は、勿体無いと思う。
劇場版の細部には色々な情報が詰まっていて、それを紐解くと、人物の背景や「ポケ虹」の内容が深く理解出来る。
人物描写の仕方や演出方法、「ポケ虹」の中で語られているシーンの数々から、「ポケットが虹でいっぱい」は「エウレカセブン」であるのは間違いないです。
エウレカ好きであるなら、「ポケ虹」は好きになるのが必然であると言わせて貰おう。
(言い過ぎ?)


[「ポケ虹」は、純粋に面白かったです。特典映像で京田総監督が言っていた、「エウレカセブンを好きになってくれた人なら~」の件に、共感しました。]








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Author:ひっそりと生きていきたい。
自営業、独身(結婚願望無し)。
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