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「ポケットが虹でいっぱい」考察と、小説 ~その 5~

~その 5~
劇場版「エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」
の考察を、小説を読んで得た知識と、2009年5月31日にテアトルタイムズスクエア新宿で行われたトークショーを鑑みて試みる。
(2012年4月に、部分部分を改訂しました。変な文章とか、考察のアラとか。)


ネタばれの記事です。まだ「ポケットが虹でいっぱい」をご覧になっていなければ、この記事を読む事はオススメ出来ません。
映画を観た後にココを思い出して下さる事がありましたら、その時はまたお越し頂けると嬉しいです。
お目汚しですが、読みたい方がいれば「続き」をクリックして下さいませ。
なお、記事中にある () で書かれている黄色い文章は、管理人の推測・考察・疑問です。



[読めば、間違いなく劇場版「エウレカ」に対する理解は深まります。一つの小説としても完成しているので、オススメです!]
交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい (角川スニーカー文庫)
TV版 47話を合わせて見合わせると、劇場版が理解し易くなると思います。


[こちらはBD版です。賛否両論ですので、まずはレンタルで観てから判断された方がイイかと思います。ただ、2回目の鑑賞で印象がガラッと変わる可能性がある映画です。お忘れなく。]
交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい 限定版 [Blu-ray]


[気軽に読める宇宙の本です。専門的な話も出てきますが、味わい深く楽しめる構成です。]
眠れなくなる宇宙のはなし 【著・佐藤勝彦】


[ファミ通.comの記事へのリンクです。結構細かい所までテキストに起こしてありますよ。行けなかった方は是非!]
『【ネタバレ注意】『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』京田監督&藤原啓治トークショーが開催された』

[Newtypeチャンネルへのリンクです。トークショーの内容がファミ通.comよりも詳細にテキスト起こしされてます。]
『「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」緊急トークショーをレポート! 今だから明かされる劇場版秘話!1/2』


『「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」緊急トークショーをレポート! 今だから明かされる劇場版秘話!2/2』



小説から得た知識と、『公式ガイドブック』と、『CONTINUE Vol.45』と、映画のパンフレットと、『Web ラジオ 「フジワラでいいカナ?」』を聴き、ゲストで来ていた京田総監督の「設定的には繋がっている」との発言を踏まえ、5月31日のトークショーを鑑みて、劇場版を考えてみる。
(ただ、小説の全てが劇場版とリンクした設定では無い様子。管理人なりに、劇場に足を数回運んだ現在までの解釈と、小説に記載されている設定を合わせて考えてみたいと思ったのだ。小説での、劇場版とは密接に関連していないと思われる設定は省き、なるべく劇場版を基準に考察してみる。)
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集中治療室(?)に入ってくるジ・エンド。レントンを起こそうとする。それを見たニルヴァーシュがジ・エンドに突っかかっていく。ベッドの上で寝ているレントンが目を覚ますと、ドミニク先生が話しかけてきた。
「久し振りだな。レントン。」

一方、ホランドはエウレカの説得をしている。今更病院に行くよりも俺達とネバーランドへ行こうと。
(ネバーレンドへ行けば素粒子レベルで世界を構築出来る可能性がある。ならば病院へ連れて行くよりもレントンが生き残れる可能性は高いかもしれない。
ホランド達はそんな科学的設定を考慮して言ってる訳じゃないので、レントンに対して「手を組もう」と言った時もそうだけど、ホランドの人間性が表現されているシーン。)

それを拒否するエウレカ。
今迄自分は、使命や運命を言い訳にして逃げていた。でも逃げる事はやめて、レントンと自分の未来の為に闘う事を覚悟したのだと言い放つ。
その言葉に反応するタルホ。
(戦災孤児である生い立ち、人体実験、実験による不幸。エウレカの言葉に、逃げているのは自分達も同じだと気付かされるタルホ。という描写であると思う。)
そこへイマージュが襲い掛かる。
(エウレカかアネモネの記憶を回収しに来たと思われる。)
それを阻止するが如く、若いアネモネが空間にある時間の流れを遅延させる。
(イマージュ=コーラリアンなので、アネモネがここで使用した能力は物理法則を無視出来る力であろう。余談だが、ニルヴァーシュが驚異的な戦闘能力を発揮するセブンスウェルも元は同じ現象。

また、絵コンテ第3稿にあったという設定にもある通り。)

「覚悟は出来たのね?」と、エウレカに語りかけるアネモネ。
(未来の為に闘うと言ったエウレカは、未来に希望を持ったという事を指すのだろう。)

(ここから、レントンとドミニク、エウレカとアネモネの会話を交互に入れ替えてシーンは進む。会話の内容が抽象的に表現されているシーンが続くので、そこへ自分なりの解釈・考察・疑問を差し挟んでみる。
もうポエマー能力全開発動ってな感じです。

あ、時間が止まっているように見えるのは、アネモネがエウレカにダイレクトにコンタクトしていて、イマージュとしての力の発現らしい。
現実時間で起きてる事なんだけど、人間の時間間隔の数百倍に引きのばされているように思えるものである。・・・と、いう事で。
と、絵コンテの注釈に書いてある。)



レントンはドミニク先生に謝っている。ワルサワにあるあの丘を守るという約束を守れそうに無いと。
自分はいつも肝心な時に身体が動かないのだと。
#13 先生とレントンくん
(この「肝心な時」とは、序盤のシーンで何も出来なかった事を指しているとも思うのだが、エウレカに時間がそれ程残されていない事も含めていると思われる。)
アネモネは語る。
自分達は夢を見る事が出来ない。何故なら自分達は、イマージュが人間の夢に反応して作り出した架空の存在、つまり夢そのものだから。
(ここで言う「自分達」というのは、人型イマージュを指していると思われる。
人間の夢に反応して作り出したという言葉から、イマージュ自身が独立して夢見る力を手にした訳ではないのであろう。

記憶を持っているであろうコーラリアン=イマージュが何故記憶を欲したかは、~改訂その 1~で書いた。
なのでここでは、トークショーで語られた「記憶」と「夢」に関して、テーマ的な側面を書く。
イマージュはフランス語で、主に映像という意味で使われるらしい。
そのイマージュ=映像・アニメである「エウレカ」に観客が触れる事で、科学反応を起こす。
監督はここで次のような発言をする。
「二次元が俺の嫁」「誰々は俺の嫁」 {ここで観客から笑いが起こったw} 「レントンはアニメキャラを好きになっちゃって・・・という事にもなる」という言葉だった。

これはどういう事なのか?
アニメーションを観た経緯・時間・感想・考察等が「記憶」となり、その「記憶」が個人個人によって形は違えど「夢」となる。
それが科学反応なのであろう。
イマージュ=映像・アニメと、観客との相互作用的な意味合いで「記憶」 「夢」という言葉を用いているのではないかと考える。
ネットの片隅でこんな記事を書いている管理人も、監督の言葉で言うなら「科学反応」を起こしているのだろう。)

だからドミニクは実験を途中でやめた。私(アネモネ)が消えてしまわないように。
(これは、絵コンテ第3稿の説明でも書いた通り。)
イマージュは何処から来て、何をしようとしているのかも分からない。
(テーマのようなメッセージ的な意味合いを含めての言葉なのか。
エウレカに道を示す為にアネモネがわざと言い放った言葉なのか。
イマージュ本体とは別個の思考形態を人型イマージュが持つとした場合、観察者でしかないアネモネにもイマージュの全てを理解は出来ていないのヨ、みたいな設定的な意味合いも含めての言葉なのか。

よく分かりませんw)

でも、一つだけ言える事は、人がイマージュに接触しても、夢は夢でしかない。現実は現実でしか変えられない。
(イマージュと融合したであろうと思われるドミニクにも掛かってくる言葉だと考える。
人の言葉を聞いたり、本を読んでも得られる経験は少ない。自身が経験した現実こそが記憶足り得るのだと・・・・という意味を含んでいるのでないかと思われる。

他に含んでいるのは、老アネモネがホランド達に語ったドミニクとの約束だと思われる。)

それを聞きエウレカはアネモネに質問する。
「では、どうして私達はここに存在しているの!?」
(夢でしかないなら、なんで存在するのよ?という至極普通な疑問であろう。
また、エウレカはこのアネモネとの会話で、イマージュの核心を知ったと思われる。)

#48 先生とアネモネちゃん
ドミニクは語る。人間は愚かだと。
安易な創造で、未来への可能性を摘んでしまった。その結果がこの世界。
イマージュは鏡だ。そこに本当の姿を写す鏡なんだ。
(未知なる存在・イマージュを攻撃対象とし、世界は恐怖と混乱が荒れ狂うようになってしまった。イマージュは、そんな「人」の姿を写しているだけの鏡という事だろう。

また、ここのドミニクの言葉から、以下の推察が浮かぶ。
これより物語的な時間は遡る頃、ドミニクはアネモネと接触した事から、イマージュは敵では無いのではないか?という疑問に似た感情を持った。
それはワルサワ研究所が行おうとしていた神話再生計画に関係していく。
その一方で、ヴォダラクと自ら名乗った研究者達は、イマージュに対して敵意とは違う形の接触を行おうとしていたのではないだろうか。
勿論それが一つにまとまっているとは言い難く、狂信者と科学的立場から、未知なる存在・イマージュを研究していた可能性がある。


またも余談であるが、このドミニクの言葉は、理解出来ない恐怖、または理解しない故に他者を傷つけるという、現実世界でも普通にある出来事を語っているだけ。
ちなみにこれは、TV版でも似た様なテーマが描写されている。)

アネモネは語る。
理由は分からない。でも、私達もイマージュも生きている。この世界の一部として生きてしまっている。
私達の死は、そのままこの世界の死でもあるのよ。
(「この世界の死でもあるのよ。」であるが、実験体5号までは死亡しているので、すぐさま世界が死を迎えるという意味では無いだろう。

人類とのコミュニケーションを円滑に図れる可能性を秘めた人型イマージュが死ぬ事は、人類とイマージュのコミュニケーションの途絶を物語るという意味ではないだろうか。
イマージュと人類がコミュニケーションを取れていない戦乱世界が劇中で描かれている事からも、「この世界の死でもあるのよ。」という言葉に繋がる気がするのだ。

また、生きる事に対して絶望する事は死。希望する事は生。
という図式としての意味合いもあるかもしれない。

もしくは、テーマというかメッセージ的な所で、映像・アニメーションが無い状況は「死」に近いという事が込められているのかもしれない?)

エウレカが聞き返す。「それじゃ、私はどうすればいいの!?」
アネモネが答える。「エウレカは覚悟したんでしょ?自分で夢を見ることを。」
(「希望を持って生きる事を選択したんでしょ?エウレカは。その為に私とドミニクは、貴方達に道を示してあげる。」という事だろう。)
レントンが聞き返す。「分からないよ。僕、どうしたらいいの?教えてよ先生!」
ドミニクが答える。お前はもう分かっている筈だと。
頭では無く、心で。
そう言ったのも束の間、「もう限界か。」と呟き、立ち上がるドミニク。
最後にレントンに対し、その不器用な生き方を支える言葉を教える。ドミニクの口は何かを語っているが、言葉が聞き取れないまま姿を消してしまう。

と、目を覚ますレントン。
先程の出来事は夢だったのか・・・だがレントンは先生から教えられた言葉を聞き取っていた。その言葉を叫び、ベッドから起き上がる。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん!!」
#48 ニルヴァーシュとジ・エンド
(一方、ニルヴァーシュとジ・エンドの死闘は果てしなく続いていた!!)


(抽象的語りシーンはここまで。京田めぇ・・・・!)

時の流れは元通りになり、人の手と思わしき形をしたイマージュが動きだす。ホランドはエウレカの元へ駆け寄ろうとするが、間に合わないであろう距離だった。
(先程のドミニクの言葉「もう限界か。」に対応しているシーンと思われるので、ドミニクは人型イマージュ・アネモネと感応しているのではないだろうか。
それは、ドミニクがイマージュと融合している、一つの理由足りえる気がするのだ。・・・・いや、あくまで推察だよ。)

手の形をしたイマージュがエウレカに覆いかぶさる様にしたその時、「助けて、助けてレントン!!」とエウレカが叫ぶ。
と同時に、エウレカと手の形をしたイマージュの間に割って入ってきたのはspec-Vであった。
(spec-Vは、ニルヴァーシュとジ・エンドが合体した姿。公式ガイドブックを見ると詳細が載ってる。)
手・イマージュを雲と化し、spec-Vに乗ったレントンはエウレカを乗せ飛び立つ。
アネモネが神話の一節らしい言葉を呟く中、ホランド達が詰め寄ってくる。
(このアネモネが呟く神話の一節は・・・・~世の理{ことわり}を越えし者、そのコンパクのうんたらかんたら、二つのなんたら、白き聖なるなんたら~
今のレントンとエウレカとspec-Vに対応した一節であろう。)

尚も神話にすがろうとするホランドに対して説教をするアネモネ。
(ホランド以外の月光号クルーはspec-Vに見とれている。
それでもホランドの生きる事への渇望は止む事はなく、守りたい者の為に闘う事を選択する。
ここまで突き抜けると、見事だと思うよホランド!)






つづく!


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ひっそりと生きていきたい。

Author:ひっそりと生きていきたい。
自営業、独身(結婚願望無し)。
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