スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ポケットが虹でいっぱい」考察と、小説と、5月31日のトークショー ~改訂その 1~

劇場版「エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」
の考察を、小説を読んで得た知識と、2009年5月31日にテアトルタイムズスクエア新宿で行われたトークショーを鑑みて試みる。
(2012年4月に、部分部分を改訂しました。変な文章とか、考察のアラとか。)


この記事は、ネタばれを含みます。映画の内容を知りたくない人が居たら読まない事をオススメします!!
「ポケットが虹でいっぱい」を観てから、また来て頂けると嬉しいです。読みたいという奇特な方がおりましたら、「続き」をクリックして下さいませ。
なお、記事中にある () で書かれている黄色い文章は、管理人の推測・考察・疑問です。


[劇場版の設定が?に思う人は、小説を読むと氷解します。管理人もナルホドと思った所がたくさんありました。]

小説は、映画とは違う展開・構成がしてあり、登場人物の描き方も少し変わっている。そこには著作者の杉原智則さんの「ポケットが虹でいっぱい」があった。
設定に囚われて、劇場版「エウレカ」を純粋に楽しめなかった人、また、「ポケットが虹でいっぱい」をもっと深く味わいたいと思う人には、超オススメの1冊です。と、言わせて頂こう!
また、TV版47話を見ると、劇場版の内容が把握し易くなると感じた。小説と合わせて照らし合わせる事をオススメします。



その小説から得た知識と、『公式ガイドブック』と、『CONTINUE Vol.45』と、映画のパンフレットと、『Web ラジオ 「フジワラでいいカナ?」』を聴き、ゲストで来ていた京田総監督の「設定的には繋がっている」との発言を踏まえ、5月31日のトークショーを鑑みて、劇場版を考えてみる。
(ただ、小説の全てが劇場版とリンクした設定では無い様子。管理人なりに、劇場に足を数回運んだ現在までの解釈と、小説に記載されている設定を合わせて考えてみたいと思ったのだ。小説での、劇場版とは密接に関連していないと思われる設定は省き、なるべく劇場版を基準に考察してみる。)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
とりあえず物語構成を追う形で、劇場版「エウレカセブン」の設定を確認してみる。


舞台は地球。西暦2054年。
(多元宇宙 {平行宇宙とも言う} にある世界が舞台である。TV版50話にて、人類とコーラリアンの共存を模索する為に、地球に居た半分のコーラリアンと半数の人類(肉体は恐らくもう消滅済み)が外宇宙へと七つに飛び立った。七つに飛び立ったコーラリアンの内の一つが、TV版と平行に存在する地球へと辿り着いたのだ。
トークショーでの京田監督の言葉によると、そういう事らしい。つまり、イマージュ=コーラリアンである。
ちなみに、47話を見返すと、「宇宙の裂け目の向こうには、別の宇宙が存在する事が分かった」とダイアンが言っている。47話を見ると、劇場版がとても理解しやすくなる事を、トークショーに行って発見した出来事だった。。)

イマージュが姿を現したのは、2009年4月の南太平洋。これより後の45年間の間、イマージュと人類は交戦状態に陥り、現在に至る。


映画冒頭、幼少時のワルサワ研究所に居たレントン・エウレカのシーンは西暦2046年。
レントンは幼生のイマージュ・ニルヴァーシュと交感出来る。ドミニク先生に言わせると「選ばれし者」らしい。
ドミニク先生は雪月花という花を見せる為に、レントンとエウレカを丘へ連れてきた。その際、雪月花の言い伝えを伝える。この時レントンとエウレカは、雪月花の種のペンダントを渡されると共に、ドミニク先生とある約束をする。
(ラストへと繋がる約束になる。そして、雪月花もラストへ繋がっていく。また、レントンの父母もワルサワ研究所の一員で、人類を救う研究をしているらしいとの情報あり。

[幼生]ニルバーシュは、spec-Vになった時に[妖精]になるという、二重の意味が掛けてあるそう。
幼生ニルバーシュとspec-Vのデザインを担当したコヤマシゲトさんのインタビューで明言されている。
更に言うと、物語の下地には「ピーターパン」が敷いてあり、ティンカーベルのポジションがspec-Vとの事。)

この後にドミニク先生は、この直後に行われた実験にて死亡。この実験による事象を、ドーハの悲劇と呼ぶ。
(終盤でレントンの前に現れ言葉を授けるシーンから見るに、死亡というよりもイマージュと融合したのではないだろうか。)

それから程なくしてワルサワ研究所は人民開放軍の強制捜査を受け、エウレカが連れ去られてしまう。
(その後レントンは、軍施設に引き取られていた様子。
ドミニクの写真が入った新聞記事を読むと、政府高官という関係者がワルサワ研究所の事を語っている。
ワルサワ研究所はイマージュの研究をしている内に、内部でイマージュの崇拝者が生まれ、次第にカルト教団化した可能性があるとか、この後の劇中で語られている事がほぼそのまま書かれている感じ。

また、絵コンテではこの後にレントンが第303独立愚連隊に所属する過程がつぶさに描かれている。
父母であるチャールズとレイの姿、沢山の幼生達と訓練にいそしむニルバーシュ(跳び箱w)、幼年学校でのレントンの様子、マシューやケンゴウが出てきてレントンを引き抜きに掛かり、それに声を荒げる校長(TV版でのアクセルじっちゃん)等々が描写されている。
上記の一部は、中盤でのユルゲンスのナレ付きのシーンで使用されている。)



シーンは変わり、第303独立愚連隊はサウスダコタの軍基地にある、最重要機密を回収する為に作戦行動中。イマージュが接近しているので、最重要機密は軍基地に取り残されているらしい。
(イマージュ側の行動理由は、[記憶]が記録されているクリスタルを持つ最重要機密を迎えに来たといった所か。)
大きくなったニルヴァーシュと共に、レントンもこの作戦行動に参戦している。
(この時点でワルサワ研究所への強制捜査から8年。)
ホランドをはじめ、第303独立愚連隊クルーには何か色々な思惑がある描写あり。
(愚連隊という名称を用いる事で、彼らが軍服を着ていない理由としているのだろう。TV版の絵を直さずにおける、苦肉の索であろうか。)


この辺りで老アネモネのナレーション。イマージュの発生から人類との交戦状況までを、年代を付けて解説。
人類の生存圏域がイマージュの侵攻によって一方的に狭められていく中、神の鉄槌と呼ばれる兵器を使用してイマージュに対して人類最大の反抗を試みるらしい。
しかし、その攻撃によって発生する「死の灰」によって地上の生物は大打撃を被るとの試算も出ているので、反対派もいるらしい事がほのめかされている。
その一方で、政府高官を始めとした一部の選ばれた人間だけを脱出させる計画が進行中。
(神の鉄槌は、TV版のオラトリオシステムに似た物に見える。
TV版においてオラトリオシステムは1万年前に作られたという言葉があり、同47話・49話を見てからも、劇場版の設定がTV版の1万年前の時代設定のように思えてしまう。
若干ややこしい見せ方ではあるし、TV版を見ている人からすると混乱する原因の一つかと思われる。
自分が思うには、この[オラトリオシステム]と[神の鉄槌]は同じ絵を使っているだけの事で、気にしないで劇場版の話しに集中した方が良いと思う訳です。

ちなみに、[地球脱出船・メガロード]のデザインは、ラフスケッチを宮武一貴(みやたけかずたか)さんが、ディテールアップ&フィニッシュワークを柳瀬敬之(やなせたかゆき)さんが担当している。柳瀬さんのフィニッシュワークはそのまま原画として使用しているそうだ。
柳瀬さんは終盤のデビルフィッシュスーパーパックのデザインも担当。
更に言うと、メガロード、スーパーパックの名前の元ネタはマクロスだと思われる。)

#47 スカブ
老アネモネは黒い幼生 ジ・エンドを伴って、記録を綴っているらしい。机の上にはベビー服も用意されている。ドミニクとは何かしらの約束をしているらしく、ドミニクの教え子達(レントンとエウレカ)がここ(ヴォダラ宮)へ来ると、予言めいた事を言う。まぁ、それで色々準備しているみたい。
(老アネモネが用意している本は語り部に向けて用意されている物で、他の本とは著作者名が違う。トークショーでの京田監督の言葉。
よく見ると、タルホが所持している本とはサブタイトルが無かったりと、ちょこちょこと違う点がある事が見てとれる。)



最重要機密回収任務の最中、ニルヴァーシュはエウレカの存在を感知して勝手に動き出す。ニルヴァーシュは軍基地の上部に突っ込み、レントンはエウレカと再会。
(レントンが助ける親子、何気に最後まで出番あり。)
新人であるレントンが抗体イマージュの包囲網を突破して、最重要機密との接触に成功した事に対してタルホが言葉を吐く。「単なる偶然?それとも何か不思議な力が働いているとでも言うの? 神話の登場人物としての。」と。
(冒頭のドミニク先生の台詞といい、レントンが特別な存在である事を示唆する台詞である。
ちなみに、タルホが持つ本のタイトルは、[神話再生計画 ~ワルサワ研究所におけるアゲハ構想の実践と未来~]
[ラッチーノ・ユーリンコフ・著 松橋歳雄・訳]である。

小説の説明も合わせて考えると、ワルサワ研究所時代のレントンとエウレカは、イマージュを調べる為の実験対象であった様子。その実験・研究の中の一つである、第7次E懸案神話再生計画・通称 エウレカセブンにおいて、E計画実験体7号・人型イマージュ エウレカとの適合レベルが特Aであったのはレントンであったらしい。
これを踏まえると、神話再生計画において[レントン]は必須アイテムであり、神話になぞらえたオノコであるという仮説を立てていた可能性がある。と思う。
また、中盤でホランドが言う言葉にも掛かっている設定かと思われる。)



レントンとの再開の最中、レントンからの救いの手を拒むエウレカ。
イマージュが刻一刻と近付きつつある状況である。
「私と巻き込まれて一緒に死んじゃうんだよ! 私、そんなの絶対イヤッ!絶対にイヤッ!!」という言葉と共にエウレカから光が発せられる。イマージュの動きは停止。融解現象を起こす。
(この一緒に死んでしまうという言葉だが、イマージュに取り込まれるという意味合いで使っていると捉えた。イマージュと接触するという事は、記憶を渡す=エウレカ自身も融合という可能性もあると思うのでこうなるのかな?と。
また、終盤のシーンに掛かってくる事だが、記憶を渡すという事は思い出や経験を失う事でもあるのでイコール=死という見方もあると思われる。。)

#46 レントン君とエウレカちゃん

再開を果たすも、崩壊していく軍基地から落下してしまうエウレカ。
その光景を目の当たりにするレントンに呼応して、再び勝手に動くニルヴァーシュ。
落下していくエウレカを追いかけるようにしてブースト加速していくニルヴァーシュ。
レントンは見事エウレカを助ける事に成功。ニルヴァーシュのコックピットの中、二人は互いの気持ちを確認し合う。
すると、その気持ちに反応するかの様に、ニルヴァーシュは光を放ちながらSpec2へと変貌。
その光を見てホランドのセリフ、「あの時と同じ虹だっ!」
(ホランドの言葉を考慮すると、この後のシーンでホランド達が虹色のトンネルに突入する時の光と、ニルヴァーシュが発するこの現象の光が似ているのなら、これはTV版で言う所のセブンスウェルであろう。
セブンスウェルは、コーラリアンの特徴の一つである物理法則を変える力の発現だ。
そうなると、虹色のトンネルとはTV版のゾーンであると思われる。)


Spec2になったニルヴァーシュの攻撃を受けた抗体イマージュは、蒸発して雲になる。
その後、もう一つあった(?)球体イマージュへと突進するニルヴァーシュの言葉をレントンが訳すには、この雲にする現象は「イマージュをかえす」という事になるらしい。
(小説では「帰す」という語句を使用している。)
ちなみに、Spec2の前後でニルヴァーシュの色が変わる。グレーメインの配色から、白と赤のツートンカラーを基本にした配色に変化する。あと、ホーミングレーザーの武装が追加された模様。TV版のジ・エンドと同じカットだった。
(イマージュ本体へ「帰す」という事なんだろうけど、その意味・効果・結果は不明・・・・・。対象を単純に殺すという事なのか、もしくは何か別の理論方法があって「帰す」のか。
個人的な希望としては、物質的な物は昇華してイマージュ本体へと融合帰結するという形であって欲しい。
京田監督の絵コンテには、「かえして」という表現しかされていない。
また、この辺りの新規作画がハンパない。

メカとエフェクトしか描く気が無いと豪語する村木靖さんが描いたキャラクター(コクピット内のアオリ)が見れるのもここのシーン。
抗体(?)イマージュが落とされるカットでビュルビュル動く所は吉成剛さんかなぁ?
吉成剛さんは、49話「シャウト・トゥ・ザ・トップ!」で、銀河号に突っ込むTB303を描いた人。

ここのシーンでホランドが言う「星の粉」とは、終盤で出てくるspec-Vが纏っている物らしい。)

#42 抗体コーラリアンさん達
なおここで、ニルヴァーシュの中に生体反応が2つ確認されている事がギジェットの報告で確認されている。あ、最重要機密とはエウレカである事を、レントンが知るのもここのシーン。
(この後でエウレカちゃんが言う[ロボット]の意味が、単純な機械のロボットという意味では無いという事の示唆であろうと思う。)


シーンが変わり、神の鉄槌計画が進行中の一方、デューイ・ソレンスタム暗殺事件を政府要人のコーダが追う事になり、ここから語り部としての役目を担う事となる。
([人民中央政府・政治局常務委員会]という集まりらしい。
ブラヤ=マッティングリーは、人民中央政府首相。
コーダ=ラベルは、総務省主席政務次官。
クゼミ=スワイガードは、厚生労働大臣。
また、後ろのモニターには、TV版で見掛けたキャラクター達が。

ここでデューイ少将暗殺事件の現場には、ダチュラという薬品が入った注射器が落ちていた事も報告されている。そのダチュラは、ドーハの悲劇の生き残りに与えられる特殊な薬品である。)



シーンは月光号へ。
ホランドとタルホの会話で、第303独立愚連隊は軍からの離脱行動(失踪)に入った事の説明あり。そしてレントンとエウレカの、月光号の病室での会話に移る。
拗ねるエウレカがヤバイ位可愛い。分かってるな、監督。
(心電図の演出を注意深く見ると、エウレカちゃんがドキドキしていると思われるカットがある。)


更にシーンが変わる。コーダが車内で部下のユルゲンスから報告を受ける。デューイ少将暗殺事件についてである。
デューイ少将が暗殺されてから、部下の兵士達には誘拐の容疑で逮捕状が出た。
少将は戦災孤児を囲っていたのだが、その孤児達がデューイ少将暗殺事件後に、行方不明となっている。
実はその孤児達は、デューイ少将の慰みものの対象であるという噂があり、その状況を見兼ねた少将の部下の兵士達が、デューイ少将を暗殺・孤児達を誘拐(救出とも言う)という犯行に及んだのでは無いか?という推察を立てるコーダ達。
(正義感で動いたであろうその部下・ホランドの写真を見て、コーダの言う台詞がイイ。
TV版を見ていた人はつい笑いを誘われるシーン。ていうか、これワザとだろ絶対w)

#31 グレッグ博士
その少将の部下の名前はホランド・ノヴァク。
ホランドとその仲間の行方は目下調査中。
そんな中、ユルゲンスに第1級調査命令の報が入る。最重要機密を回収した第303独立愚連隊が、失踪したらしいとの事。


シーンは先程の病室のつづき。
レントンは、エウレカと一緒にワルサワへ戻りたいという自らの気持ちを打ち明ける。
エウレカも同じ気持ちであるが、それは無理だと言われる。ここでレントンは、エウレカが抱える真実を聞かされる。
自分は、人間を調べる為にイマージュが送り込んだ調査ロボットであり、あのワルサワ研究所から連れ去られてからは酷い実験・検査を受ける生活を送っていた事、藤色の瞳の赤いスジが消えた時に自分は死ぬ事を。
その時はもう間も無くであろうと、研究者達から聞かされていたと。
(ここで言うロボットとは、機械で出来たロボットでは無いと考える。生体反応が感知されている所から、有機生命調査ロボットと名付けたい管理人。

劇中でのエウレカの幼少時の描写から見ても、TV版と同じく、エウレカは発生した時には無垢な状態であったのではないだろうか。劇中で見る理由としては以下の2つを上げる。
一つは、終盤のアネモネとの会話以降と、それ以前では、人型イマージュ{自分}に対してエウレカ自身の認識が変化していると思われる点。
もう一つは、終盤でのアネモネとコーダの会話だ。

また、もう一つ気になる事がある。
コーラリアン=イマージュである訳だから、イマージュの中には融合しているであろう人類も存在していると思われる。劇中では記憶を欲しているイマージュであるが、では、その融合したであろう人達の記憶はイマージュの記憶とはならないのか?
答えは否であろう。理由と思われるのは以下の2点。
これはTV版と、後で書く実験後のドミニクについての事であるが、イマージュ{コーラリアン}と融合しても、個性を保ち、自我を確立している描写がされている点がまず一つ。
もう一つは、47話でダイアンは、指令クラスターとレントンの仲介をしているに過ぎない事と、スカブコーラルの中では意識体として存在出来ると発言している点だ。
この二つの事から、人とイマージュが融合したとしても、意思・記憶・経験・個性は融合していない、あるいは出来ない、と考えられる。


もう一つ、違う視点で見た時の理由を、管理人的には感じる。作品のテーマの一つであるコミュニケーションである。
イマージュ自身が成長・進化する為にも、記憶や経験を他者 {この作中の場合、相手は平行宇宙で出会った人類の事。} とのコミュニケーションによって得る事が必要なのだ。
ひいては、それは現実に生きる我々にも同じ事が言える訳で、自身が成長したり、他者を理解するにはとても大切な事なんだというメッセージではないだろうか。
あ、ちなみに、理解をすれば誰とでも仲良くなれるとか、そんな事は言ってない。
そう思った人は、もっと人と話す事をオススメする。余計な話ですね。すんません。


さて、ここで一つ疑問点を挙げたい。
TV版のコーラリアンは1万年前に地球に落ちてきている事から、経験と記憶を持っているのではないか?という事だ。
47話でもそれを匂わせる描写がある。
記憶を持っているのは確かであろう。
では、何故劇場版のイマージュは記憶を欲しがるのか?
管理人が思う所でしか無いのだが、以下に書いていく。
先にも書いたが、以前に融合・コミュニケーションを取った過程とは違う、平行宇宙の人類の記憶を欲したのではないだろうか。その記憶を得られれば、新たな成長・進化が出来る可能性もあるからだ。{=夢を見る為}
そして、上記にもあるが、平行宇宙の人類とコミュニケーションを図る為に記憶を欲した、という事も考えられる。融合しかコミュニケーション手段を持たないコーラリアンは、人型イマージュを送り出す事で記憶=経験を獲得し、神話を用いて、新たに調和を図るしか無かったのかもしれない。


では、記憶を載せた人型イマージュを送れば相手との争いを回避出来るかもしれないのに、無垢な状態の人型イマージュを送り出したのは何故か?
二つ仮定を挙げたい。
一つは、単に出来ないのでは無いだろうか?
コミュニケーション手段が融合しか持たないコーラリアンは、融合しないと対話も出来ないというとても融通が効かなくて、ある意味未熟な生物なのだ。
故に、人の夢に反応させて人型イマージュを作りだす事しか出来ないのだろう。そんな事が出来るのに、会話が出来ないというトンデモ生物である。{だからこその、終盤での「進化」という言葉なのか?}

もう一つは、出来るんだけどワザとしないのでは無いだろうか?
上でも書いたが、人型イマージュが自身で経験した事を重視するからこその行動という考えは出来ないだろうか。


また、劇中での設定とは別に、テーマ的なものとして「記憶」というキーワードを扱っていると、トークショーで監督が言っていた。それは後で書く。


あ、ちなみに抗体イマージュはあくまでも抗体でしか無い。人は自らの力で体内の抗体をコントロール出来ないのと一緒で、イマージュにも出来ないと思われる。
素粒子をコントロール出来るのに、コミュニケーション手段が融合しかないなんて未熟な生物が、自らに投薬をして抗体をコントロール出来るとは思えない。
それに抗体を無くせば、いずれは指令クラスターを破壊されて死を待つばかりだし。
まぁご都合主義的な設定ではあるが、人類のバランスの悪い点をコーラリアン=イマージュにも投影させて、異種間種族の交流を描く事で、自然な人間描写をするという演出的な側面があるような気がしないでもない。



さて、劇中の設定考察に戻る。
ここのシーンから感じるのは、人は未知なる存在であるイマージュに対して恐れを抱いているので、人型イマージュに対しても偏見を先に持ち研究していると思われる事だ。終盤でのドミニクの台詞からも、この点については間違いないと思う。
人型イマージュに関して生態的・物質的な事実は確認出来たとしても、人型イマージュの存在意義を正確に把握出来てはいないと考える。
その存在意義を把握しつつあったのは、ワルサワ研究所のヴォダラク教徒であった可能性はあるかもしれないが・・・・
宗教的団体が精神医学や哲学を用いて、人型イマージュや、イマージュの意図を探っていたという事も考えられるかと。

つまり、エウレカがここのシーンで語っている自らの情報は、ワルサワ研究所の研究者・軍関係者から聞かされていた事であったと思われるのだ。・・・・まぁ、推察でしかないけどね。)



シーンは変わって、暗殺事件を考察するコーダ達。場所はワルサワ研究所へと移行していく中で、暗殺事件の考察は進む。
#31 コーダさん [#31 劇場版では大出世のコーダさん。]
失踪した第303独立愚連隊のリーダーが、暗殺事件の首謀者と目されるホランド・ノヴァクである事が判明した。そこでコーダが引っ掛かるのは、殺害現場にはダチュラの注射器が落ちていた事だ。
ダチュラは機能時間の短い成長抑制薬であり、デューイ少将もその部下のホランドにも必要の無い物であったからだ。
(ダチュラは、ドーハの悲劇の被験者が必要とする薬品。)
そんな中、そのホランド・ノヴァクが死体で発見されたとユルゲンスから報告が入る。
・・・・・それなら、失踪している第303独立愚連隊のリーダー・ホランドとは、一体誰なのか?
(この報告を受けるシーンに出てくる場所は、ワイズマンパレスというそうだ。

賢者の王宮という意味がある。)





つづくっ!


--- HOMEに戻る ---

関連記事

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

いつまでも結婚を先延ばしにする彼氏に今すぐ結婚を決心させプロポーズさせる方法【プロポーズさせる大作戦マニュアル】

こんにちは。貴ブログを拝見しました東川です。日常生活に役立つ情報を提供することを目的としてサイトを運営しており、貴プログ訪問者の方にも興味ある情報だと思いトラックバックをさせていただきました。情報は女性用・男性心理を上手くくすぐって結婚を決意させる方法...
プロフィール

ひっそりと生きていきたい。

Author:ひっそりと生きていきたい。
自営業、独身(結婚願望無し)。
それぞれの記事は、各カテゴリーに収納しています。
カテゴリー内には記事の見出しがあります。興味がある記事がありましたら、御覧になって下さいませ。

記事には、好きな事柄に対しての感想を綴っています。
楽しんで頂ければ幸いです。

最新トラックバック
リンク
メールフォーム
苦情・罵詈雑言・意見・お問い合わせ等々はコチラからどうぞ。
あまりに酷い苦情を書かれると、管理人が泣くのでおやめ下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
それぞれのカテゴリをクリックして頂ければ、記事一覧ページが表示されます。

フリーエリア
フリーエリア
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。